日経平均479円高「大発会」4年ぶり上昇
東京証券取引所では4日、新年最初の取引「大発会」が行われ、日経平均株価は大きく値を上げた。大発会で株価が上昇するのは2013年以来、4年ぶり。終値は昨年末比479円79銭高の1万9594円16銭で、昨年の最高値を上回り、約1年1か月ぶりの高値水準となった。
東京株式市場より先に取引が始まったアメリカ・ニューヨーク株式市場の株価が上昇したことなどを受けて日経平均株価も取引開始から大きく上昇した。株式市場では、今月20日にアメリカ大統領に就任するトランプ氏が「実際に何をやるのか」が注目されている。トランプ氏が掲げる経済政策に期待する声がある一方、トランプ氏の保護主義的な政策を“リスク”と捉える投資家も多く、先行きは不透明だ。
東証1部の売買代金は概算で2兆6851億円、売買高は概算で23億7573万株。