広告代理店の電通がインターネット広告を不正に請求していた問題で最終報告が出た。

　電通によると、不正な請求は去年７月末までの３年９か月で９６社に対し合計１億１４８２万円に上るとしている。掲載されていない広告の料金を請求したり、広告の量を改ざんしたりして広告主に報告するなどしていたという。

　電通ではチェック体制に不備があったとして関連部署に人を増やしたほか、役員の報酬カットなどの処分を行ったとしている。