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トランプ氏の演説受け円高進む 246円安

2017年1月23日 17:31
トランプ氏の演説受け円高進む 246円安

 23日の東京株式市場で日経平均株価は大きく値を下げ、先週末比246円88銭安の1万8891円03銭で取引を終えた。

 20日のアメリカ・トランプ大統領の就任演説で具体的な経済政策が示されなかった上、ホワイトハウスのホームページで公表された政策では保護主義的な側面があらためて強調された。これを受けて、外国為替市場ではドル売り・円買いが進み、1ドル=113円台前半まで円高が進んだ。このため輸出関連株などが売られ、東京株式市場で日経平均株価は大幅に下落した。

 世界経済の不透明感が増しているため、リスクを回避する目的の売り注文も多かった。

 東証1部の売買代金は概算で2兆2005億円、売買高は概算で17億7770万株。