東芝 米原発事業損失は約7000億円に
東芝はアメリカでの原発事業で約7000億円の損失計上が確定したことがわかった。来週14日に正式発表する。
東芝はアメリカで建設中の原発4基全てで3年程度完成予定が遅れていて、膨大なコストが積み上がっている。関係者によると、東芝では原発事業の損失額を約7000億円と確定し、去年12月の時点で債務超過となっていたことを14日に発表する。また、海外の原発事業について今後の損失発生を避けるための対策も発表する方針。
しかし東芝内ではコストのかかる建設工事だけ撤退する意見が出る一方、「中途半端な撤退では経営改善はできない」として全面撤退を主張する意見も強く、来週までに原発事業の方針が決めきれない見通しで、東芝の迷走が続いている。