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日経平均下落“北ミサイル”で円高進行響く

2017年3月6日 16:50
日経平均下落“北ミサイル”で円高進行響く

 6日の東京株式市場で日経平均株価は値を下げた。終値は先週末比90円03銭安の1万9379円14銭。

 外国為替市場で円相場が円高・ドル安に傾いたため、輸出関連株を中心に売り注文が優勢となった。円相場は先週1週間で最大3円近く円安が進んだことから、利益を確定するためのドル売り・円買いの動きが出た。また、朝方に北朝鮮が弾道ミサイルを発射したことで投資家の間で警戒感が広がり、リスクを避けるための円買いもあった。

 6日の東京株式市場は積極的な売買を行うための判断材料が少なく、東証1部の売買代金は概算で1兆7209億円、売買高は概算で14億897万株だった。