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日経平均小幅安 保護主義の広がりに警戒感

2017年3月21日 16:13
日経平均小幅安 保護主義の広がりに警戒感

 3連休明け、21日の東京株式市場で日経平均株価は値を下げ、終値は先週末比で65円71銭安の1万9455円88銭。

 18日に閉幕したG20財務相・中央銀行総裁会議の共同声明で、「保護主義に対抗する」という文言が入らなかったことから、市場には保護主義が世界的に広がることへの警戒感が広がっている。

 外国為替市場では“安全な資産”とされる円が買われ、1ドル=112円台まで円高が進んだ。これを受け、東京市場では輸出関連株を中心に売り注文が優勢となった。朝方には大きく値を下げ、下げ幅が180円を超える場面もあった。

 東証1部の売買代金は概算で2兆396億円、売買高は概算で15億9718万株。