日経平均 円高進み今年最安値に迫る場面も
4日の東京株式市場で日経平均株価は値を下げた。終値は前日比172円98銭安の1万8810円25銭。
ロシアの地下鉄爆破事件やアメリカの株安などを受けて投資家の心理が悪化し、市場ではリスクを回避する動きが強まっている。外国為替市場では“安全資産”とされる円が買われ、円相場は1ドル=110円台半ばまで円高が進んだ。このため、4日の東京株式市場では輸出関連株を中心に幅広い銘柄が売られた。
午後に入ると一段と円高が進んだため下げ幅が広がり、取引時間中の今年の最安値に迫る場面もあった。
東証1部の売買代金は概算で2兆5741億円、売買高は概算で22億6050万株。