広範囲での停電回避…東北電力管内は「電力需給ひっ迫警報」解除
政府は22日夜、東京電力・東北電力の管内で心配されていた広い範囲での停電を回避できたと発表しました。このうち、東北電力管内では、「電力需給ひっ迫警報」が解除されました。
経産省担当者「停電の可能性と、今晩そうした事態に陥る事態は回避することができた」
22日は、日中も気温が上がらず電力がひっ迫した状態となりましたが、夜9時頃、政府は東京電力・東北電力管内で心配された停電を回避できたと発表しました。
このうち、東北電力の管内については、一夜明ける23日は安定供給に必要な電力の「予備率」が3パーセントを上回る見通しだとして、「電力需給ひっ迫警報」を解除しました。
一方、東京電力の管内は23日も気温が低くなり、予備率が3パーセントを下回る見通しだとして、引き続き警報を発出しています。
政府は引き続き、使っていない部屋の電気を消すなど、日常生活に支障のない範囲での節電への協力を呼びかけています。