経団連、脱炭素・グローバルリーダー育成など提言 岸田首相に提出
経団連は、経済の課題について討議するフォーラムを開催し、グローバルリーダーの育成など持続可能な未来に向けた提言を岸田首相に提出しました。
2日間にわたる経団連の夏のフォーラムには、大企業のトップ38人が参加し、少子高齢化が進む中での持続可能な未来の実現について議論を行いました。
セミナーには岸田首相も参加し、経団連の十倉雅和会長はDX=デジタル変革、脱炭素、地方の活性化、グローバル人材の育成の4つの課題について経済界としての要望をまとめて渡しました。
経団連 十倉雅和会長
「一つ一つが独立しているのではなく、ネスティッド(鳥の巣)、相互作用を及ぼしていて、どれ(か一つ)が大事かということはありません」
十倉会長はデジタル、エネルギー、地方創生の課題解決には、全て人材育成が重要であるとし、政府に対して新たな経済価値を生み出すグローバルリーダーを育成するための教育支援などを求めました。