サントリーHD 3年連続の賃上げ目指す方針
サントリーホールディングスの新浪剛史社長は、去年と今年に続き来年春も、7%程度の賃上げの実現を目指すと発表しました。
物価上昇への対応のため、基本給を一律で底上げするベースアップと定期昇給などで、月収ベースでおよそ7%程度の賃上げを目指すとしています。
サントリーホールディングスは去年と今年の春の労使交渉でベースアップを含む平均7%の賃上げを行っていて、来年春の賃上げを実現した場合、少なくとも2000年以降では初の3年連続ベースアップとなります。
他の企業に先駆けて賃上げの方針を明らかすることで、人材確保を進めると同時に、社会全体の賃上げ機運を高め、経済の好循環につなげたいとしています。