電気料金 4月利用分から大手電力10社全てで値上げへ “再エネ賦課金”引き上げで
家庭向け電気料金が、大手電力会社10社全てで4月の利用分から値上がりする見通しであることがわかりました。再生可能エネルギー普及のために電気料金に上乗せされている金額が上がることが影響します。
太陽光や風力などで発電した電気は電力会社が一定価格で買い取り、この費用を賄うため消費者が賦課金を負担しています。
経済産業省は、この賦課金について、来年度の単価を1キロワットアワーあたり3.49円と、今年度と比べて2.09円引き上げることにしています。
これにともない、大手電力各社の電気料金も4月利用分から全て値上がりする見通しで、例えば東京電力の場合、標準的な使用量の家庭で559円、関西電力の場合は543円、値上がりする見通しとなっています。