都内でカーシェア想定 自動運転の実証実験
マンションの住民が参加した自動運転の実証実験が14日から都内で始まる。
高層マンションが立ち並ぶ東京・豊洲地区。実験は都市部のマンションでのカーシェアリングを想定して行われ、マンションと、近隣の商業施設、豊洲駅を結ぶルートで行われる。
実験に参加する住民は車が必要なときにスマートフォンを使って自分のいる場所や行き先などを指定。すると、車が自動で指定場所に迎えにくる。スマホ画面に表示されたQRコードで本人確認をすればドアが開き、目的地へ。
実験では、安全のため運転席にドライバーが座っているが、車の運転操作はすべて自動。
この実証実験はNTTデータと群馬大学が共同で14日から来週にかけて行い、2020年の実用化を目指している。