NYダウ56ドル安 終値2万6430ドル
9日のアメリカ・ニューヨーク株式市場で、ダウ平均株価は反落し、56ドルあまり値を下げて取引を終えた。
9日のニューヨーク株式市場でダウ平均株価は、前日比56ドル21セント安の2万6430ドル57セントで取引を終えた。一方、ハイテク株が中心のナスダック総合指数は2.07ポイント上げて7738.02で取引を終えている。
原油高を受けて、この日は石油大手のシェブロンなどエネルギー関連株が買われた。一方で、原油高の影響で想定よりも燃料費が上がる見通しとなったアメリカン航空が売られたほか、塗料大手のPPGインダストリーズが業績見通しを引き下げたことから売られる展開となり、相場を押し下げた。
市場関係者は「ここにきて原油高が相場のキーワードになりつつある。明日以降も原油相場の動向に注目する展開となる」と話している。