東京株式市場で日経平均株価が史上初めて4万円の大台に到達しました。今年に入りわずか2か月で6500円以上の急上昇に、市場では警戒感も出ています。

日経平均株価は4日朝の取引開始直後に4万円を突破し、大台をキープしたまま午後3時にこの日の取引を終えました。終値は先週1日（金）に比べ、198円高い4万109円でした。

株価上昇の要因は、アメリカでIT関連銘柄の多い株価指数が2日連続で史上最高値を更新したことです。この流れから、東京株式市場でも日経平均は一時、400円以上値上がりしました。

今年に入ってわずか2か月で6500円以上値上がりしていて、街では驚きの声も聞かれました。

メーカー勤務「バブルが来たのかなみたいな。ちょっとびっくりしましたね」

市場関係者は、急ピッチでの上昇に警戒感を示す一方、海外の投資家による日本株への期待はまだ続くとみています。