実質GDP2期ぶりマイナス成長 7~9月
今年7月から9月の実質GDP(=国内総生産)の成長率は、年率でマイナス1.2パーセントと、2期ぶりのマイナス成長となった。
今年7月から9月のGDP成長率は、物価の変動を除いた「実質」で、前の3か月と比べて0.3パーセントのマイナスだった。年率に換算するとマイナス1.2パーセントで、2期ぶりにマイナスに転じた。
主な理由としては、台風21号や北海道での地震など、自然災害が相次ぎ観光客が減ったり、輸出が落ち込んだりしたことがある。
専門家は、今回の伸び悩みは自然災害などによる一時的なもので景気の緩やかな回復傾向は続いているとみているが、一方で、アメリカと中国の貿易摩擦などが不安材料となっていて、先行きは不透明な情勢。