“スマート農業”最新技術をお披露目
農業技術を研究する農研機構は15日、2台を同時に操縦できる無人のトラクターなど最新の技術をお披露目した。
茨城県つくば市で15日に公開された最新のトラクターは2つの田んぼを遠隔操作で同時に耕すことができ、大規模農家だけではなく山間の農家でも使用しやすいように作られている。
視察に訪れた吉川農水相はトラクターに自ら乗りこみ、「農業をこれでかえましょう」と話していた。
また果樹園用の農業用機械は両サイドについたセンサーが木を探知しながら走る。将来的に桃や梨などに自動で農薬を散布したり、果実を収穫出来ることを目指している。
吉川農水相「果樹というのは育てるのも収穫するのも大変なんですけど、すばらしい技術が進行中だとしみじみ感じました」
農家の高齢化や担い手不足が問題となる中、新技術をつかったスマート農業の発展が急がれる。