全国スーパー売上高 3年連続のマイナスに
全国のスーパーの売上高は節約志向や天候不順などの影響で3年連続のマイナスとなった。
日本チェーンストア協会によると、去年1年間の全国のスーパーの売上高は12兆9883億円で前年の売上高を0.2%下回った。前年比マイナスは3年連続。
消費者の節約志向が続く中、自然災害や暖冬などによる衣料品の販売不振が響いた。一方で夏場の猛暑は飲料やアイスクリームなどの販売を押し上げ、食料品は2年ぶりのプラスとなっている。
チェーンストア協会は「今年は秋に消費増税を控えているものの、改元やラグビーワールドカップなど消費を後押しするイベントも多く、消費マインドの改善に期待したい」としている。