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政府機関“閉鎖可能性懸念”ダウ53ドル安

2019年2月12日 8:11

11日、アメリカ・ニューヨーク株式市場のダウ平均株価は、アメリカと中国の貿易協議進展への期待感から朝方は上げたが、政府機関が再び閉鎖する可能性への懸念などから売りに転じ、4営業日続落となった。

11日のニューヨーク株式市場でダウ平均株価は前週末比53ドル22セント安の2万5053ドル11セントで取引を終えた。一方、ハイテク株が中心のナスダック総合指数は9.71ポイント上げて7307.91で取引を終えている。

アメリカと中国の貿易摩擦をめぐり、次官級協議が始まったことで、交渉進展への期待感から朝方は買いが先行した。しかし、15日にアメリカのつなぎ予算が期限を迎え、再び政府機関が一部閉鎖される可能性への懸念なども出て売りに転じ、ダウ平均株価は4営業日続落となっている。

市場関係者は、「14日に始まる米中の閣僚級協議を前に、今週の前半は様子見をする投資家も多いだろう」と話している。

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