世界的投資家が日本の将来的展望に強い懸念
世界的な投資家として知られるジム・ロジャーズ氏が20日夜の「深層NEWS」に出演し、日本の将来的な展望に強い懸念を示した。
ジム・ロジャーズ氏「毎年、日本の債務が増えている。そして、人口が減っている。30年、40年たったときには日本はどうなるのか。私は、債務は払いませんよ。日本の借金は誰が払ってくれるんですか。国民が減っているのに、借金ばかりが増える。私は日本が大好きなんですが、今現在、起きていることは、あまり気に入らない。事実に直面しなければならない」
ロジャーズ氏はこのように述べた上で、日本は人口減少に対応するため、シンガポールを参考に良質な移民を増やすべきだと指摘した。また、投資で成功する秘訣(ひけつ)については、自分がよく知っている分野に投資することだと強調した。