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平成7年のヒット商品は? 外貨預金に注目

2018年12月10日 18:00
平成7年のヒット商品は? 外貨預金に注目

ヒット商品ランキングで平成時代を振り返る「さよなら平成」。今回振り返るのは「平成7年」、当時は1ドル100円割れの円高時代、それに目を付けた投資家たちが起こしたある行動とは。


10位 ワイド画面の高画質化が進む ワイドテレビ

9位 本格的なサービスが開始 PHS

8位 阪神淡路大震災で急速に普及 免震マンション

7位 trf、globe、安室奈美恵 ヒット曲続々 小室哲哉プロデュース曲

6位 個人輸入で良いものを安く 海外通販

5位 ボディーマッサージジェル目当てに百貨店に長蛇の列 ディオール・スヴェルト

4位 セガサターンやNINTENDO64との次世代ゲーム機戦争に勝利 プレイステーション

3位 ミニバンブームのきっかけに オデッセイ

2位 新規加入0円など低価格競争で普及が加速 携帯電話

1位 音楽も聴けて絵も描ける 1台で何でもこなすマルチメディアパソコン

注目は21位の「外貨預金」。平成2年から始まった円高。平成6年6月27日には、初めて1ドルが99円台と戦後最高値を更新した。年が明けても円高は進み、円高によって国産車並みの価格で買える外車が増えた。

4月19日にはついに1ドル、79円75銭と、当時、戦後最高値となったのだ。そんな異常事態に動いたのが個人投資家だ。安いドルで預金をし、再び円安になった時に解約してもうけを出そうと「外貨預金」に走ったのだ。

ちなみに、平成30年間で最も円安になったのは平成2年の160円35銭。最も円高になったのは平成23年の75円52銭だった。

【the SOCIAL さよなら平成より】