日経平均2万8143円 6営業日ぶりの反落、下げ幅は今年最大に
10日の東京株式市場で日経平均株価は6営業日ぶりに値下がりし、前日比479円18銭安の2万8143円97銭で取引を終えました。
下げ幅は今年最大で、一時は500円超まで広がる場面もありました。これは、去年12月20日に日銀が金融緩和策の修正を決めた日につけた669円安以来の大きさです。
前日のアメリカ市場の大幅安を受け、9日の東京市場も値を下げて取引が始まりました。また、日経平均株価は9日までの5営業日で1100円以上値上がりしていたことから、利益確定のための売り注文が多くなりました。
日銀が10日まで開いた金融政策決定会合で、大規模な金融緩和策の維持を決めました。これによる市場の変動はほぼみられませんでした。
東証プライムの売買代金は概算で4兆1566億円、売買高は16億9375万株。