8万2000円で世界中住み放題のサービス
国内外の提携拠点が「住み放題」となるサービス“HafH”。具体的にどんなサービスなのか?長崎県の施設を取材した。
今年1月、長崎にオープンした“HafH Nagasaki-SAI”。1階にはママ友会や女子会が行われるカフェがある。2階にはテレワーク可能なキャンプ場を模したコワーキングスペース、3階は滞在者向けの共有スペースで、個室やドミトリーもあり最大22人が宿泊可能だ。
コワーキングスペースを利用する朱莉さんは中国からの留学生だ。いまは寮生活だが、週1~2回はここに宿泊するという。
朱莉さん「お客さんが来たら話が進むので、仕事にもつなげることができたし、すごく助かります」
留学生ならではのさみしさも、ここでは忘れられるという。さらにこんな利点が…
朱莉さん「旅行が好きなので日本全国の“HafH”に泊まれるメリットがありまして」
このような施設は日本だけではなくフィリピンやケニアにもある。国内外に50以上あり、月額8万2000円で世界中住み放題のサービスも4月からスタート。長期滞在の場合でも敷金・礼金は必要ない。
ニュージーランド出身のレズさんはここに住み始めて3か月だ。
レズさん「アパートはちょっとさみしい。ここでは毎日しゃべります。その感覚は家族の感覚」
ここの空間を気に入りすぎて、今では従業員として働いてもいる。
HafHを運営するKabuK Styleの佐藤千明さん「日本人の方でも出張で来て、仕事するスペースもしっかり取れるので、年齢も性別も国籍だったり関係なく利用しやすい場所で、交流しやすい場所になればいい」
【the SOCIAL viewより】