記録的大雨 首都圏4県で3100軒が停電
寒冷前線や湿った空気の影響で、東海や関東を中心に大雨となっていて、警戒が必要。
静岡・天城山では、12時間で降った雨が378.5ミリと、5月としては観測史上1位の大雨となった。また、神奈川・箱根は158ミリを記録し、今年一番の大雨となっている。
関東や東北の太平洋側は、現在、雨がピークとなっている。発達した雨雲は、この後、次第に東へ離れていくが、千葉県や茨城県では、夜の初め頃まで雨が残りそうだ。
22日朝までの予想雨量は、関東甲信と伊豆諸島で180ミリとなっている。また、東北では、夕方にかけて30メートルの最大瞬間風速が予想されている。
土砂災害や低い土地の浸水などに警戒が必要。
一方、各地で停電が発生している。東京電力によると、午後1時現在、千葉、神奈川、茨城、山梨の4つの県の一部で約3100軒が停電している。
東京電力では、荒れた天気が原因の可能性もあるとみて復旧を急いでいる。