×

デジタルイベント 葛飾北斎の絵を空間に展示

2022年2月17日 22:04
デジタルイベント 葛飾北斎の絵を空間に展示

空間に映し出された葛飾北斎の絵を触ったり拡大したりできる、デジタルを使った展示イベントが始まりました。

東京駅八重洲口にある施設で始まったのは、NTT東日本のデジタル技術を活用した葛飾北斎の版画の展示です。こちらでは、空間に浮かぶ北斎の「冨嶽三十六景」を、スマートフォンを操作するように指で動かしたり拡大したりすることができます。

また北斎の版画を、およそ16倍の大きさに拡大した作品も並びます。20億画素という超高解像度で保存した版画のデータを拡大して再現したため、和紙の風合いや小さな凹凸も見ることができます。

この展示を企画したNTT東日本は、デジタルを活用した展示を地方の美術館にある文化芸術作品でも進めることで、地域活性化につなげたいとしています。