“カラ館”で荷物預かりサービス開始へ
「手ぶらで観光を楽しみたい」というニーズをとらえたサービスが広がっている。
「カラオケ館」を運営する「B&V」は、5日から全国の都市部にある「カラオケ館」で手荷物を一時的に預かるサービスを開始する。
専用のチェーンでまとめられるものであれば、大きさや数に制限はなく、一律1000円で午前11時から午後9時までの間預かるという。訪日外国人が増加する中、大きな荷物を持たずに手ぶらで観光を楽しみたいというニーズが増えている。
鉄道会社などがコインロッカーを拡充しているほか、別のカラオケチェーン「ビッグエコー」を運営する「第一興商」も、去年から都内の一部店舗で手荷物を預かるサービスを展開している。
「B&V」では、「カラオケ店はもともと都市部の駅前に多く立地し、観光客が立ち寄りやすいという強みがある」として、新たな収益源として期待している。