米中制裁関税表明 東京株式市場大きく下落
米中の貿易摩擦を巡り、アメリカのトランプ大統領は1日、中国からの輸入品ほぼすべてに対象を広げる制裁関税「第4弾」を来月1日に発動すると表明したことを受け、2日の東京株式市場は大きく下落した。
東京株式市場の株価は、取引開始直後から値を下げ、下げ幅は一時500円以上となった。
トランプ大統領が、中国への制裁関税「第4弾」の発動を表明したことで、ニューヨーク株式市場のダウ平均株価は280ドル以上下落した。これにより安全資産とされる円が買われ、円相場は一時1ドル=106円台と円高ドル安が急速に進んだ。
そのため2日の東京市場では輸出関連株を中心に売り注文が入り、ほぼ全面安の展開となり、前日比509円36銭安で午前の取引を終えた。