輸入小麦の売り渡し価格 4月からの値上がり幅5.8%に抑制 農水省発表
農水省は、製粉メーカーなどに売り渡す輸入小麦の価格について、4月からの値上がり幅を5.8%に抑えると発表しました。
農林水産省によると、政府が買い付けた輸入小麦を売り渡す価格は来月から5.8%引き上げ、1トンあたり7万6750円になります。
国内で消費される小麦の8割以上は輸入小麦で、政府が一括で買い取り、製粉メーカーなどに売り渡しています。売り渡し価格は毎年4月と10月に見直しますが、去年はウクライナ侵攻の影響で高騰したため、政府は10月に据え置きました。
今回は、当初予定していた直近1年間の買い付け価格を基にした算定では値上げ幅がおよそ13%と大きくなるため、直近半年間で算定することで、値上がり幅を5.8%に抑制したということです。
特設ページ「ひと目でわかる!!食品などの価格動向」
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