茂木外相 日米貿易交渉の閣僚協議へ出発
茂木外相は、大詰めを迎えている日米貿易交渉の閣僚協議に出席するため、アメリカに向け出発した。
茂木外相は日本時間の24日、アメリカのライトハイザー通商代表と会談する。これまでの交渉では、最大の焦点となっている牛肉など農産品の関税は、TPP(=環太平洋経済連携協定)の水準とする一方、日本が求めていた日本車の関税撤廃は見送ることで原則合意している。
政府関係者によると、貿易交渉が大詰めを迎える中、アメリカは「あわよくば」と最後まで良い条件を引き出そうとしているということで、25日に予定されている両国の首脳による署名を前に最大のヤマ場を迎えることになる。