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茂木氏「大詰め迎えつつある」日米貿易交渉

2019年8月22日 10:21
茂木氏「大詰め迎えつつある」日米貿易交渉

日本とアメリカの閣僚級の貿易交渉がワシントンで始まった。茂木経済再生担当相は会見で、交渉は「大詰めを迎えつつある」とヤマ場を迎えていることを明らかにした。

日米の貿易交渉は3日間程度予定されていて、初日の21日は約5時間行われた。最大の焦点は、アメリカ側が求める牛肉など農産品の関税の引き下げで、茂木経済再生相は「国益をかけた交渉であるから非常に厳しい」とした上で次のように述べた。

茂木経済再生相「閣僚間で詰めるべき課題も相当絞られてきております。恐らくだんだん大詰めを迎えつつあると」

日本側は自動車など工業品の関税の引き下げを求めていて、突っ込んだ議論を行ったとみられる。

日米両国は今週末に首脳会談を控え、閣僚協議で前進を目指しているが、交渉関係筋は「アメリカは一度決まっても蒸し返す」と土壇場で厳しい条件を突きつけることを警戒していて、双方がどこまで歩み寄れるかが焦点。

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