茂木大臣「頂上は見えている」日米貿易交渉
日本とアメリカの閣僚級による貿易交渉が米・ワシントンで行われた。茂木経済再生担当相は会見で「頂上は見えている」と述べ、大きな前進があったとの認識を示した。
日米の貿易交渉は2日間にわたって行われ、アメリカ側が求める牛肉など農産品の関税引き下げなどについて突っ込んだ議論を行ったもよう。終了後、会見した茂木経産相は、アメリカ側が譲歩する姿勢を示したことを明らかにした上で、大きな前進があったとの認識を示した。
茂木経済再生担当相「お互い歩み寄れるところ、溝というのはかなり埋まってきた。頂上は見えていると思います」
日米は来月の国連総会にあわせて首脳会談を開き決着をはかることを想定しているとみられ、今月中に再度、閣僚級の協議を行うことにしている。