日米で閣僚級の貿易交渉 交渉加速で一致
G20大阪サミットでの日米首脳会談を受け、閣僚級の貿易交渉が行われた。茂木経済再生担当相は交渉後、「詰めるべき論点がしぼられてきた」と述べ、交渉をさらに加速させる考えで一致した。
茂木経済再生担当相とライトハイザー通商代表の交渉は、28日午後2時半からおよそ1時間半行われた。これまで立場の違いがあり焦点となっていた農産品や工業品については「時間をかけて交渉した」という。
茂木経済再生担当相「詰めるべき論点については、絞られてきている。お互いの考え方、立場、どこにギャップがあるか。それも理解した上で、それを詰めるような議論を行っている」
また、次回は「落としどころを探るということも含めて協議はしたい」と交渉のさらなる加速に意欲を示した。来月も事務方の協議を継続し早期の合意を目指すという。