豚コレラ感染予防 6県でワクチン接種開始
ブタの伝染病・豚コレラの感染を予防するため、25日から豚へのワクチン接種が始まった。
これは、江藤農水相が閣議後の会見で明らかにしたもの。
豚コレラの感染拡大が止まらないため、農林水産省は2006年に中止していた豚コレラのワクチン接種に踏み切った。豚コレラへの対応を示した防疫指針を改訂し、豚や野生のイノシシの感染が確認された11の県でワクチン接種を行う方針。
このうち、25日から富山、石川、福井、岐阜、愛知、三重の6県で接種が始まった。
江藤農水相は「1969年から37年間ワクチンを接種していたが、ひとに健康被害が出たという報告はないので、安心して食べてほしい」と話した。