日経平均276円高、5営業日ぶり上昇 円安進み買い注文優勢に
25日の東京株式市場で日経平均株価は5営業日ぶりに値を上げました。終値は先週末に比べて276円21銭高い、3万2678円62銭でした。
日経平均株価は先週1100円以上、下落したことや、外国為替市場で円相場が一時1ドル=148円台半ばまで円安が進んだことなどから、25日の東京市場では買い注文が優勢となりました。
また、先週金曜日(22日)、日銀の植田総裁が会見で「政策修正の具体的な時期などについて到底、決め打ちはできない」と発言したことを受け、市場関係者の間で大規模な金融緩和策が当面維持されるとの見方が広がったことなども買い注文の要因となりました。
日経平均株価の上げ幅は、一時300円を超えました。
東証プライムの売買代金は、概算で3兆1720億円。東証プライムの売買高は、概算で12億6935万株。