トヨタ4月~9月決算 売り上げ過去最高
トヨタ自動車が今年4月から9月までの中間決算を発表し、売り上げが中間決算としては過去最高になった。
トヨタ自動車は7日の中間決算会見で、今年4月から9月までの売り上げが昨年の同じ時期に比べ4%増えて15兆2000億円となり、過去最高になったと発表した。本業のもうけを示す営業利益は11.3%増え、最終利益も2.6%増の1兆2749億円と過去最高になり、増収増益となった。
カローラやRAV4などの車種が日本やアメリカを中心に好調で、販売台数を伸ばしたことなどが貢献した。
トヨタの河合副社長は「継続的に取り組んできた体質強化があらわれたと思う」と述べる一方、さらなるコスト低減をはかり、研究開発費を捻出したいとして、100年に一度と言われる自動車業界の大変革期において積極的な姿勢を示した。