日産 4~9月の営業利益、前年比85%減
日産自動車の今年4月から9月の営業利益は316億円と、前年の同じ時期と比べて85%減少した。
日産自動車の今年4月から6か月間の売り上げは前の年に比べて9.6%マイナスの5兆30億円となった。
販売台数は中国ではほぼ横ばいだったものの、北米などで苦戦したことや、為替が想定より円高に進んだことが要因だとしている。
また、2019年度1年間の業績の見通しも下方修正した。営業利益は1500億円と今年度より52%減少すると見ている。
日産では、今年7月に国内外あわせて1万2500人の人員削減策を発表しているが、スティーブン・マー常務執行役員は「今の経済情勢を考えるといろいろと見直す必要がある」と述べ、追加のリストラも検討する可能性があるとの見方を示した。