一時1ドル127円台…約20年ぶりの円安水準
外国為替市場で円相場が1ドル=127円台をつけ、約20年ぶりの円安水準となっています。
日銀が低金利政策を続ける一方、アメリカの長期金利が上昇していることから、外国為替市場では円を売ってドルを買う動きが広がり、じりじりと円安が進行しています。朝方には約20年ぶりに1ドル=127円台をつけました。
エネルギーや食糧などの輸入品が高騰している中での円安進行は家計へのダメージが大きく、経済を冷え込ませる可能性があるため、“悪い円安”といわれるなど、経済界などから強い懸念が示されています。