キリンHD ファンケルを完全子会社化へ
キリンホールディングスは健康食品などを手がける「ファンケル」をTOB=株式公開買い付けで完全子会社化すると発表しました。
キリンは2019年にファンケルの株式の33%を取得していますが、およそ2200億円をかけてTOBを実施し、年内に100%の株式取得を目指すとしています。
主力である国内のビール・飲料市場が縮小する中、ファンケルの化粧品・健康事業を取り込むことで、医、食、ヘルスサイエンス、それぞれの事業を拡大する狙いです。
ヘルスサイエンスについては10年以内に5000億円規模に成長させ、飲料に匹敵する事業にしたいとしています。