郵政G新社長ら会見 “情報漏えい”調査へ
かんぽ生命の不正な保険販売を受けて、日本郵政グループに新たに就任した増田社長らが会見を行った。
増田社長「創立以来、最大の危機であると受けとめております。一歩一歩、信頼を回復していかなければならない」
会見には日本郵政の新社長で元総務相の増田寛也氏のほか、日本郵便とかんぽ生命保険の新社長が出席した。
増田新社長は外部の専門家を入れコンプライアンスやガバナンスの確立など、再発防止に全力をあげるとした。
また総務省から処分内容が漏洩していた問題について、これまで日本郵政側は調査しないとしてきたが、増田社長は「官民の癒着が起きているのではないか」として一転して調査することを明らかにした。
さらに、営業担当職員への過度なノルマが背景にあるとされていることを受け、手当の割合を見直すとしている。