ローソン加盟店支援策 利益10%↑目指す
ローソンは利益の低い加盟店に対し、月4万円を支給するなどの新たな加盟店支援策を打ち出した。
コンビニエンスストアを巡っては、経産省の有識者会議が6日、報告書を公表し、「加盟店へのサポートを強化すべき」としていた。この指摘を受けてローソンは新たな支援策を実施し、加盟店の来年度の利益を10%向上させることを目指す。
具体的には1店舗のみを経営の加盟店のうち、利益の低い1200店に対し1年間、月4万円を支給する。そして、そのオーナーが1年以内に経営する店舗を増やした場合、さらに2年間、支援金を受け取れるほか、150万円の奨励金も支給されるという。
経営する店舗を増やすことで、近隣の競合店に客を奪われて売り上げが減少してもオーナーが安定した利益を得られるようにする狙い。このほか、これまで10年だった加盟店の契約期間を半分の5年に短縮することもできるようにする。
ローソンではこれらの支援を3月から順次、実施していくとしている。