キャッシュレス不正ポイント取得疑い6千件
キャッシュレス決済のポイント還元をめぐり、加盟店の店員などによる不正なポイントの取得など、不正が疑われる決済がおよそ6000件あることがわかった。
経産省によると、キャッシュレス決済のポイント還元制度に加盟する店で客が現金で支払ったにもかかわらず、店員がその現金を懐に入れた上で自分のクレジットカードなどで決済をし、還元されるポイントを不正に得るなどの手段が確認されたという。
不正の疑いがあるのはおよそ6000件、還元額の総額は400万円で、これらの還元の取引は既に停止されている。
今後、経産省は更に調査を進めて、正式に不正と認められた場合、原則として加盟店登録を取り消す方針だという。