32年ぶりの円安水準を更新…神田財務官「断固たる行動をとる用意がある」市場をけん制
円相場が1ドル148円台後半まで急落したことを受け、財務省の神田財務官が滞在先のアメリカ・ワシントンで取材に応じ、過度な変動には「断固たる行動をとる用意」があると市場をけん制しました。
神田財務官「足元の動き、過度の変動といったものが繰り返される時には、断固たる行動をとる用意がいつもできているということです」
政府・日銀は先月22日にドル売り円買いの市場介入を行いましたが、日米の金利差がさらに拡大するという見方から、その後も円売りドル買いが加速しています。円相場は1ドル148円台後半まで下落し、32年ぶりの円安水準を更新しています。
神田財務官は、こうした動きに対し、市場介入を含め対応していくとけん制しました。