三越伊勢丹HD 111億円の最終赤字
三越伊勢丹ホールディングスの昨年度の決算は111億円の最終赤字となりました。新型コロナウイルスの感染拡大による大幅な売上減少が要因です。
三越伊勢丹の売上高は外出自粛や訪日外国人の減少などにより、2月が前年比13.2%減、3月が33.4%減と大幅に落ち込みました。
この影響で、最終損益は70億円の黒字予想から111億円の赤字転落となりました。
今年度も緊急事態宣言が全国に拡大した4月中旬以降、全国のすべての店舗を休業していることから4月の売上高はおよそ8割減、5月は9割以上の減少となっていて、当面、業績予想は立てられないとしています。