損保ジャパン社長、不正の可能性を認識しながらビッグモーターとの“取引再開”促したか
損保ジャパンの社長がビッグモーターの保険金請求について、不正の可能性を認識しながら追加調査を行わずにビッグモーターとの取引を再開するように促していたことがわかりました。
この問題をめぐっては、金融庁が損保ジャパンに踏み込んで調査することになっています。
その後の関係者への取材で、去年夏、損保ジャパンの役員会議で、白川社長がビッグモーターの保険金請求について、不正の可能性を認識しながらも、追加調査を行わずにビッグモーターとの取引再開を促すような発言をしていたことが新たにわかりました。
また損保ジャパンを傘下に持つSOMPOホールディングスは28日、この問題について来月末までに白川社長らによる会見を行うことを発表しています。