今年１月から３月の実質ＧＤＰ＝国内総生産の成長率は、年率でマイナス３．４パーセントと、２期連続のマイナスとなりました。

内閣府が発表した今年１月から３月のＧＤＰ成長率は、物価の変動を除いた「実質」で前の３か月と比べて０．９パーセントのマイナスでした。年率に換算するとマイナス３．４パーセントで、２期連続のマイナスとなりました。

感染拡大の影響で２月下旬以降、外食や旅行に行く人が大幅に減少し、ＧＤＰの約５割を占める個人消費が０．７パーセント落ち込みました。

また、輸出も世界経済の悪化の影響でマイナス６．０パーセントと大きく落ち込みました。

西村経済再生相「緊急事態宣言発出後の４月、５月、これはさらに厳しい状況となると思います」

専門家も「外出自粛が続き都市部を中心に落ち込んでおり、今後さらなる悪化が予想される」としています。