“第2波”で日本の成長率-7.3% 予測
OECD(=経済協力開発機構)が新型コロナウイルスの感染第2波が起きた場合、日本のことしの成長率はマイナス7.3パーセントまで落ち込み、来年もマイナス成長が続くという見通しを示しました。
OECDが10日に公表した予測によりますと、感染をこのまま抑え込んだ場合、日本の経済成長率はことしはマイナス6パーセント、来年はプラス2.1パーセントとしていて、来年は世界各国がゆるやかな回復に向かうとしています。
一方で、感染の第2波が起きた場合、ことしはマイナス7.3パーセント、来年はマイナス0.5%としています。
第二波が来た場合も、世界各国の経済は来年回復に転じるとしていますが、日本はもともとの成長力が弱く、再び外出制限があれば、経済へのさらなる打撃になる、としています。