仏の外出制限 再び全国に拡大へ
フランスでは、変異ウイルスの感染拡大を受け、パリなどで行われている外出制限が再び全国に拡大されます。
マクロン大統領は、先月31日のテレビ演説で、変異ウイルスの感染拡大を受け、パリなど19の県で行っている外出制限を3日から4週間にわたって全国で行うと発表しました。
フランス全土での外出制限は去年の春と秋に続き3度目です。学校も3週間にわたって閉鎖し、オンライン授業を行うということです。
フランスでは、31日の新規感染者が5万9000人を超えるなど感染拡大に歯止めがかからず、政府はワクチンの接種を加速させる方針です。
一方、感染のペースが抑えられれば、来月中旬から夏の初めにかけ、レストランやスポーツジムなどの再開日程を決めるとしています。