仏 新規感染者60%超が英型変異ウイルス
フランスでは、新型コロナウイルスの新たな感染者のうち、「イギリス型」の変異ウイルスが60%以上を占めていることがわかりました。
フランスのカステックス首相は4日、新たな感染者のうち61%がイギリス型の変異ウイルスで、6.5%が南アフリカ型もしくはブラジル型の変異ウイルスだったと明らかにしました。
フランスでは新規感染者数が2万人を超えていて、特にドーバー海峡に面した北部のパドカレーでは、全国平均の2倍になっています。
これを受け、フランス政府は、全国的に行っている夜間の外出制限に加え、パドカレーでは、6日から週末に限り、日中の外出も制限することを決めました。感染が拡大している北部のダンケルクや南部のニースでは、すでに週末の外出制限を始めています。