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世界経済見通し-4.9%に下方修正

2020年6月25日 6:45

IMF(=国際通貨基金)は24日、今年の世界全体の成長率を下方修正し、マイナス4.9%と発表しました。新型コロナウイルスの影響で、「大きな不確実性がある」としています。

世界全体の今年の成長率は、世界恐慌以来、最悪とした4月時点から1.9ポイント引き下げ、マイナス4.9%としました。

新型ウイルスの影響が想定よりも深刻で、企業や消費者の活動自粛が続き、景気の回復が鈍くなると分析しています。また、感染の第2波のリスクなどから「大きな不確実性がある」としています。

国別で、日本は0.6ポイント引き下げられ、マイナス5.8%となっています。