宣言解除へ 首都圏の百貨店など“通常”に
宣言解除が了承された東京都は26日から、事業者への休業要請や飲食店の営業時間などを段階的に緩和します。首都圏では、百貨店や飲食店で、徐々に通常の営業に近づけていく動きが始まっています。
百貨店の「松屋銀座」は、4月から全館休業していましたが、25日、食品フロアの営業を再開しました。
体温を瞬時に測定するサーモカメラや、飛沫を防止するためのフェースシールドを用意し、感染対策をとっています。来月1日からは、全館で営業が開始する予定です。
飲食店も、自治体の方針に沿って営業自粛を緩和します。
すかいらーくグループでは、午後8時までとしている営業時間を延長する方針です。
また、すき家、吉野家、松屋の牛丼チェーン3社は現在、午後8時から午前5時まで、テイクアウトやデリバリーのみとしていますが、店内で飲食できる時間を延長していく方針です。
小売りや飲食店では、感染対策を強化しながらの営業が始まります。