政府は、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぎながらのイベント開催について、専門家らと人工知能（＝ＡＩ）を使って、感染拡大の仕方をシミュレーションするなどして、検討していく考えを明らかにしました。

西村経済再生相「（イベントの開催について）８月からは基本的に、定員の５０％以下で開催をしていただく。今後、この２分の１は、ずっと続けられたら厳しいという声もいただいておりますので、ＡＩのシミュレーションも活用しながら、専門家の皆さんとイベント企画、あるいは、施設管理の関係者による検討会を始めたいと考えています」

イベント業界から、開催基準の緩和を求められている西村経済再生相は、イベントの開催について、感染の広がりなどを人工知能によるシミュレーションで分析するなどして、検討していく方針を明らかにしました。

また、西村経済再生相は、この人工知能を使った感染経路や、感染拡大の仕方などのシミュレーションに、１２日成立した補正予算を充てていくと述べました。